小倉城庭園の書院棟の入口です
日本の伝統的な建築様式である書院造の木造建築で
上段の間、一の間、二の間、取次の間などからなりそれぞれ18帖の
一の間と二の間は襖と欄間で仕切られ独立した座敷として使用できるそうです
広縁の一部が池に張り出す「懸造」(かけづくり)になっているので、眼下に広がる
庭の眺めが楽しめます
「上段の間」床の間の掛け軸などは季節に合わせて飾られるそうです。
今回は西元裕貴先生の龍の作品が飾られていました。
写真の紹介はありませんが一の間と二の間では小笠原流礼法の最中でした。
礼法は「思いやりのこころ」と「もてなしの心」を大切にする日本の伝統的な
文化のひとつです。自分も学ばなければいけないと実感するところです。
「一の間」の天井は格天井になっています。敵が屋根裏から攻めて来たときも刀が
刺さりにくい工夫が施されているそうです
「一の間」と「二の間」間の欄間は襖の上に欄間が設えられています。
欄間からも風が通り、光が差し込みます。日本家屋は採光と陰影、風が通り空気が
流れ、よどみまない工夫がされています。鴨居と天井の間を壁で塞がずに欄間にすることで
空気は流れ光が広がります
小倉城庭園の書院棟は見どころがいっぱいでまだ紹介できていない所もあります。
ぜひ、皆さんもお近くに行かれた際は立ち寄って見てください。
https://www.kokura-castle.jp/kokura-garden/
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