近年の家づくりでは、
UA値(断熱性能)
C値(気密性能)
といった数値が重視されるようになりました。
もちろん、これらはとても大切な指標です。 しかし実際には、数値は良いはずなのに、
なぜかジメジメする 冬になると乾燥がひどい 夏はベタつき、冬は喉が痛い
といった声も少なくありません。
その原因の多くが、「調湿」という視点が抜けていることにあります。
本記事では、UA値・C値に加えて、 なぜ調湿が家づくりに欠かせないのかを分かりやすく解説します。
UA値は、 家全体からどれくらい熱が逃げるかを示す数値です。
小さいほど断熱性能が高い
冷暖房効率が良くなる
快適な室温を保つための、 基本性能と言えます。
C値は、 家の隙間の量を数値化したものです。
小さいほど気密性が高い
計画換気が成立しやすい
断熱性能を活かすために、 欠かせない性能です。
UA値・C値が良くても、
湿度が高すぎる
乾燥しすぎる
といった状態では、 人は快適に感じません。
人が心地よいと感じる室内環境は、
温度
湿度
空気の質
がバランスよく整っていることが条件です。
この中で、 数値で表しにくく、 後回しにされがちなのが調湿です。
調湿とは、
湿度が高いときは湿気を吸い
乾燥すると湿気を放出する
ことで、 室内の湿度変化をゆるやかに整える働きのことです。
エアコンや除湿機のように
強制的に湿度を下げる
のではなく、 自然に湿度を安定させるのが特徴です。
高気密高断熱住宅では、 外気の湿気が入りにくい反面、
生活で発生する湿気
が室内にこもりやすくなります。
調湿が不足すると、
床や壁がベタつく
カビが発生しやすい
といった不快感につながります。
暖房を使う冬場は、
湿度が30%以下になる
ことも珍しくありません。
調湿がないと、
喉や肌の乾燥
静電気
ウイルスの活性化
など、 健康面にも影響が出やすくなります。
湿度が安定すると、
同じ温度でも寒く感じにくい
夏の暑さが和らぐ
といった体感の違いが生まれます。
これは、 人の体感温度が湿度に大きく左右されるためです。
調湿がうまく働くことで、
室内の湿度上昇を抑える
結露の発生リスクを下げる
効果が期待できます。
特に、
押入れ
クローゼット
北側の部屋
など、 湿気がこもりやすい場所で差が出ます。
調湿は、 設備だけに頼るものではありません。
無垢材
漆喰
土壁
といった自然素材は、
湿気を吸放出する
という性質を持っています。
これらを室内に適切に使うことで、
機械に頼りすぎない
自然で安定した湿度環境
をつくることができます。
本当に快適な家づくりでは、
UA値(断熱)
C値(気密)
換気計画
調湿
を切り離して考えることはできません。
高断熱・高気密で外気の影響を減らし
計画換気で空気を入れ替え
調湿で湿度を整える
このバランスが取れてこそ、 数値が生きてきます。
UA値・C値は、 良い家づくりのための大切な指標です。
しかし、
数値だけを追いかける
調湿を後回しにする
と、 本当の快適さからは遠ざかってしまいます。
これからの家づくりで大切なのは、
数値+調湿+暮らしの視点。
温度だけでなく、 湿度まで整った住まいこそが、
心地よく
健康で
長く住み続けられる
本当の意味での高性能住宅と言えるでしょう。
鹿児島で自然素材を使って創る本物の健康住宅新築だけでなくリフォーム、リノベーションもご相談ください。株式会社 Sin工房 |
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