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  • 数値(UA値・C値)だけでは足りない?調湿まで考えた家づくりが本当に快適な理由

    update:2026.02.08

    近年の家づくりでは、

    • UA値(断熱性能)

    • C値(気密性能)

    といった数値が重視されるようになりました。

    もちろん、これらはとても大切な指標です。 しかし実際には、数値は良いはずなのに、

    なぜかジメジメする 冬になると乾燥がひどい 夏はベタつき、冬は喉が痛い

    といった声も少なくありません。

    その原因の多くが、「調湿」という視点が抜けていることにあります。

    本記事では、UA値・C値に加えて、 なぜ調湿が家づくりに欠かせないのかを分かりやすく解説します。

     

    UA値・C値は「性能の土台」

    UA値=熱の逃げにくさ

    UA値は、 家全体からどれくらい熱が逃げるかを示す数値です。

    • 小さいほど断熱性能が高い

    • 冷暖房効率が良くなる

    快適な室温を保つための、 基本性能と言えます。

     

    C値=隙間の少なさ

    C値は、 家の隙間の量を数値化したものです。

    • 小さいほど気密性が高い

    • 計画換気が成立しやすい

    断熱性能を活かすために、 欠かせない性能です。

     

    それでも「体感の快適さ」が揃わない理由

    UA値・C値が良くても、

    • 湿度が高すぎる

    • 乾燥しすぎる

    といった状態では、 人は快適に感じません。

    人が心地よいと感じる室内環境は、

    • 温度

    • 湿度

    • 空気の質

    がバランスよく整っていることが条件です。

    この中で、 数値で表しにくく、 後回しにされがちなのが調湿です。

     

    調湿とは何か

    調湿とは、

    • 湿度が高いときは湿気を吸い

    • 乾燥すると湿気を放出する

    ことで、 室内の湿度変化をゆるやかに整える働きのことです。

    エアコンや除湿機のように

    • 強制的に湿度を下げる

    のではなく、 自然に湿度を安定させるのが特徴です。

     

    調湿を考えない家で起こりやすい問題

    夏のジメジメ・ベタつき

    高気密高断熱住宅では、 外気の湿気が入りにくい反面、

    • 生活で発生する湿気

    が室内にこもりやすくなります。

    調湿が不足すると、

    • 床や壁がベタつく

    • カビが発生しやすい

    といった不快感につながります。

     

    冬の過乾燥

    暖房を使う冬場は、

    • 湿度が30%以下になる

    ことも珍しくありません。

    調湿がないと、

    • 喉や肌の乾燥

    • 静電気

    • ウイルスの活性化

    など、 健康面にも影響が出やすくなります。

     

    調湿がもたらす本当の快適さ

    温度変化を穏やかに感じる

    湿度が安定すると、

    • 同じ温度でも寒く感じにくい

    • 夏の暑さが和らぐ

    といった体感の違いが生まれます。

    これは、 人の体感温度が湿度に大きく左右されるためです。

     

    結露・カビの抑制

    調湿がうまく働くことで、

    • 室内の湿度上昇を抑える

    • 結露の発生リスクを下げる

    効果が期待できます。

    特に、

    • 押入れ

    • クローゼット

    • 北側の部屋

    など、 湿気がこもりやすい場所で差が出ます。

     

    調湿を担う素材の力

    調湿は、 設備だけに頼るものではありません。

    • 無垢材

    • 漆喰

    • 土壁

    といった自然素材は、

    • 湿気を吸放出する

    という性質を持っています。

    これらを室内に適切に使うことで、

    • 機械に頼りすぎない

    • 自然で安定した湿度環境

    をつくることができます。

     

    数値・換気・調湿は三位一体

    本当に快適な家づくりでは、

    • UA値(断熱)

    • C値(気密)

    • 換気計画

    • 調湿

    切り離して考えることはできません

    • 高断熱・高気密で外気の影響を減らし

    • 計画換気で空気を入れ替え

    • 調湿で湿度を整える

    このバランスが取れてこそ、 数値が生きてきます。

     

    まとめ

    UA値・C値は、 良い家づくりのための大切な指標です。

    しかし、

    • 数値だけを追いかける

    • 調湿を後回しにする

    と、 本当の快適さからは遠ざかってしまいます。

    これからの家づくりで大切なのは、

    数値+調湿+暮らしの視点

    温度だけでなく、 湿度まで整った住まいこそが、

    • 心地よく

    • 健康で

    • 長く住み続けられる

    本当の意味での高性能住宅と言えるでしょう。

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