木造住宅において、シロアリ対策は住宅の耐震性・耐久性、
そして家族の安心な暮らしを守るために欠かせない重要な要素です。
シロアリ被害は目に見えないところで進行し、
気づいたときには構造に大きなダメージを与えているケースも少なくありません。
近年の健康住宅では、単に「シロアリを駆除する」のではなく、
人の健康・住環境・長期的な住宅性能まで考えた防蟻対策が求められています。
そこで注目されているのが、
木材そのものを守る【ホウ酸処理】
シロアリの侵入経路を遮断する【ターミダンシート】
を組み合わせたシロアリ対策です。
それぞれの特徴と、なぜこの組み合わせが健康住宅に適しているのかを分かりやすく解説します。
ホウ酸処理とは、ホウ素化合物(ホウ酸)を主成分とした防蟻剤を木材に浸透・塗布し、
シロアリの食害を防ぐ工法です。
ホウ酸は自然界にも存在する無機物で、
揮発しない
ニオイがない
VOC(揮発性有機化合物)を発生させない
という特長があります。そのため、室内空気環境への影響が少なく、健康住宅との相性が非常に良い防蟻方法です。
土台・柱・梁などの構造材を中心に処理することで、木材そのものをシロアリが食べられない状態にします。
ターミダンシートとは、基礎下や基礎立ち上がり部分に敷設する防蟻シートで、
シロアリが建物内部へ侵入する経路を物理的に遮断する工法です。
シート自体に防蟻性能が備わっており、
地面からの侵入
基礎の隙間や取り合い部
といった、シロアリが最も侵入しやすいポイントを重点的に守ります。
「シロアリを近づけない・通さない」という考え方で、薬剤に頼りすぎない防蟻対策として採用が増えています。
ホウ酸処理は非揮発性で、ターミダンシートも床下・基礎部分に施工されるため、
室内空気環境に与える影響が極めて少ないのが特長です。
小さなお子様やペットがいるご家庭、化学物質に敏感な方でも安心して採用しやすいシロアリ対策です。
ホウ酸処理:木材を守る【予防】
ターミダンシート:侵入経路を塞ぐ【遮断】
この2つを組み合わせることで、シロアリを寄せ付けにくくし 万一近づいても家の中へ入れない
という二重構造の防蟻対策が実現します。
一般的な防蟻薬剤は5年程度で再処理が必要になることが多いですが、
ホウ酸は揮発・分解しにくい
ターミダンシートは物理的な侵入防止
という特性があり、長期にわたって効果を維持しやすい点が大きなメリットです。
従来の防蟻処理では、強い殺虫成分を含む薬剤を使用するケースが多く、
ニオイや揮発が気になる
室内空気への影響が心配
定期的な再施工が必要
といった課題がありました。
ホウ酸処理とターミダンシートを組み合わせた防蟻対策は、
VOCを出しにくい
健康住宅に配慮できる
メンテナンス負担を抑えやすい
という点で、これからの家づくりに適したシロアリ対策と言えるでしょう。
防水・防湿計画と合わせて設計すること
防蟻工法に精通した施工会社を選ぶこと
特に基礎施工や床下環境の精度が、防蟻性能を大きく左右します。
シロアリ対策は完成後には見えませんが、
建物の耐震性
住宅の寿命
将来のメンテナンスコスト
に大きく影響します。
ホウ酸処理とターミダンシートを組み合わせたシロアリ対策は、
健康住宅を足元から支える、安心で合理的な防蟻工法です。
ホウ酸処理とターミダンシートによるシロアリ対策は、
人体への安全性が高い
空気環境にやさしい
長期的な防蟻効果が期待できる
侵入経路を物理的に遮断できる
という特長を持つ、健康住宅と非常に相性の良い防蟻対策です。
家づくりでは、目に見える設備だけでなく、構造を守るための見えない工夫が将来の安心につながります。
長く快適に暮らすためのシロアリ対策として、ぜひ検討したい工法です。
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