前回は、軸組について理解して頂いたかと思います。
今回より順に、各部材の特徴についてご説明いたします。
まずは、柱部分についてのおはなしです。
柱は、屋根など上部からくる荷重を土台へ伝える垂直材で、建物の隅角部や
壁が交差している箇所に設けられ、それ以外では約1820mmまたは約910
mmごとに配置します。柱には通し柱と管柱(くだばしら)があり、建築物の隅に位
置する柱を隅柱と言います。
通し柱は1階から2階までを1本の材で通した柱で、軸組全体を強固にするため、
構造上重要な隅角部や主要な軸組の交差部分に設ける。部材寸法は2階建ての
場合で120mm角程度である。(公庫仕様書では隅柱である遠し柱は135mm角
以上としますが、柱の劣化軽減の措置が行われることを条件として120mm角以上
とできるとなっています。)
管柱は各階にそれぞれ設けた柱で、部材寸法は105mm角程度である(公庫仕
様書では105mm角以上とし120mm角標準としています。)
柱にはヒノキ、スギ、ベイツガなどの針葉樹が用いられています。柱の仕口部分は、
柱は横架材(土台・梁・桁・胴差)に対してはぞ差しとする。
柱の仕口の種類は下記のとおりです。
1・短ほぞ
2・長ほぞ
3・重ほぞ
4・扇ほぞ
以上が、柱のお話しでした。次回は(桁・梁・胴差)の説明させて頂きますm(__)m
13日(日)に開催いたします
「体感バスツアー!」
おかげさまで、満員御礼のご予約をいただいております。
住んでみないと分からない、住み心地や
家づくりの先輩だからこそのアドバイス。
オーナーさんに直接聞ける!
見て、聞いて、触れて、体感できるバスツアー!
じっくり、ざっくばらんに、あんなことやこんなこと、
直接、聞いちゃってください(*^_^*)
それでは、明後日の日曜日♪
みなさまにお会いできることを楽しみにしております。
現地集合のみなさまも、多数。
くれぐれも道中お気をつけてお越しくださいませ。
本日もみなさま、ありがとうございました。
腰痛に悩まされていた先週は,お仕事がはかどらず,皆様には
大変にご迷惑をおかけいたしました。
少しずつ良くなって,今日は動き回りました。
腰痛からくる足のツッパリや首痛はまだ残っていますが,先週から
比べたら全然いいです。
週末にかけて体感ツアーなどのイベントもあります。
元気よく頑張ります(#^.^#)
やさしいお声をかけてくださった皆様,もう大丈夫だと思います。
いろいろありがとうございました。感謝。。
早朝、阿久根市に上陸した台風8号は
昼過ぎに九州を通り過ぎていきました。
鹿児島県内も被害があったようですが、
遠く離れた長野県などでも土石流が
発生して大変な事になっているようです。
自然の驚異は到底人間の力で及ばない事ばかりです。
被害にあわれた皆様の早期復興を願います。
午後から天候が回復してきたので、
現場の確認に行きました。
流石に職人は出てきていませんでしたが、
現場は何事も無く安心しました。
台風の度にヤキモキと心配になるのは
しかたありませんね。
台風8号が今朝方鹿児島県に上陸いたしました。
なんとか県内では大きな災害もなく、
無事に一過したようで、少し一安心しております。
ですが、台風から離れていても、
突如突風が吹くこともあるとのこと。
みなさま、お日様が見えるまで気を抜かず、
くれぐれもご安全に!
連日の強風&大雨でございましたが、
お家に不具合はございませんでしたか?
どこか気になる箇所がございましたら、
いつでもご連絡くださいませm(_ _)m
本日もみなさま、ありがとうございました。
先日は、在来軸組構法の特徴について書きましたが、本日は構造部材の構成についてご説明
致します。
在来軸組構法の構造部は、軸組・床組・小屋組からなる上部構造と、上部構造を支える基礎から構成されます。
(1) 基礎
上部構造を支え、建物に作用する荷重を地盤に伝達する働きをします。鉄筋コンクリートで造られ、主要な
間仕切りの下や浴室等の水回りに配置されます。
(2) 軸組
壁の骨組みで、土台・柱・桁・筋かいなどで構成され、固定荷重、積載荷重、積雪荷重などの鉛直荷重および
地震力、風力などの水平荷重を負担します。
(3) 床組
床の骨組で、1階床組みは根太・大引き・床束などで構成され、2階床組は根太・梁などで構成されます。
積載荷重を負担し軸組に伝達します。
(4) 小屋組
屋根の骨組で、小屋梁・小屋束・母屋・棟木・垂木などで構成されており、屋根の形状および勾配を形づくり、
屋根に加わる荷重を支えて、軸組に伝達します。
以前基礎部分の説明はしましたので、次回は土台の接合方法 「継手)・(仕口)・(火打ち土台)のお話ししたい
と思いますので、お楽しみ下さいませm(__)m
何だかとっても勢いのある台風が鹿児島に近づいているようです。
施工中の現場もあるのでしっかりと養生をしてありますが,何事も
なく通り過ぎてくれればいいなと思います。
皆様もどうぞお気を付け下さいませ(>_<)
前回お話ししました在来軸組構法の歴史について書きましたが、今回はその特徴について
のお話しです。
木材の接合方法として互いの部材を加工して組み合わせる継手・仕口が用いられますが、
材を軸方向に継ぎ足す接合を継手、材を直角または斜めに接合するものを仕口といい、仕用
する箇所によって様々な種類があり、釘・かすがい・ボルトなどの金物で補強します。加工には
熟練した技術が必要になってきますが、現在では、工業化の流れから、工場で機械加工して現場
に搬入するプレカッが一般化して弊社もこの方法で使用しています。
間取り寸法は基本単位(モジュール)の倍数で構成されており、在来構法では、昔ながらの
910mm(3尺)を基本単位とするのが多く、間取りも1820、2730.3640などの寸法で構成されます。
特徴としては、固定荷重、積載荷重、積雪荷重などの鉛直荷重は柱や梁が負担し基礎を介して地盤
へ伝えます。地震力、風力などの水平荷重は筋かいなどの耐力壁が負担がかかります。
柱と柱の間を開口部として大きく取ることができ、その反面に開口部を多く取ると耐力壁の確保が
困難になることもあるので、開口部と耐力壁のバランスを考慮した計画が必要です。また、リフォーム
の際も壁の設置・撤去が容易で、大規模な増改築が可能になります。
次回は、構造部材の構成について書きたいと思いますm(__)m
台風の進路が若干南下して、
どうやら鹿児島に上陸しそうです。
本日は現場の点検と台風養生を
行ないました。
足場のネットを外したり、コンテナの廃材が
飛び散らない様にロープをかけたり、
資材が風でバラバラにならないよう、
一カ所にまとめて固定したりと、
出来る限りの養生はしました。
後は台風の被害が出ない事を
祈るばかりです。
養生中は天気が良かったので
準備が捗りった事は幸いでした。
今日から台風の進路図から目が
放せない日が続きそうです。
鹿児島で自然素材を使って創る本物の健康住宅新築だけでなくリフォーム、リノベーションもご相談ください。株式会社 Sin工房 |
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